春を目前に控えたシーズン。
長年の夢だったミュージカル『Endless SHOCK』を初めて観劇した、はな(lhanacotonoha)です。
いまの季節はジャニーズの舞台がさまざまな劇場で上演されているので、ジャニファンのみなさまは、あちらの劇場へ、こちらの劇場へとお忙しいシーズンでしょうか?
ワタクシの2019年のジャニ活は、憧れの劇場「帝国劇場」からスタートしました。
日本一チケットが取れないミュージカル!それが『Endless SHOCK』
毎年上演されるたびに注目を集める、堂本光一さんの舞台『Endless SHOCK』。
とっても人気が高い公演なので、ファンクラブに入っていてもチケットを手にできるかどうかは…
もはや運次第 (๑•̀ㅂ•́)و✧
そもそもジャニーズの公演チケット自体がなかなか手に入らないのに、それが“日本一チケットが取れないミュージカル”ともなると、それはもう、
の世界なのでございますよ。
高い当選倍率を突破してはじめて観劇できるジャニーズの舞台ですが、『Endless SHOCK』は数々のジャニーズ舞台のなかでも“特別感”があるのです。
そんなレジェンドな舞台に、1年越しのファンクラブ歴で第一希望日に一発当選\\ ٩( ᐛ )و //
初めて『Endless SHOCK』の世界へと足を踏み入れるチャンスを手にできたことに感謝しつつ、届いたチケットを眺めては楽しみしていました。
いよいよ念願の『Endless SHOCK』へ
数年ぶりの帝国劇場!
正面入り口横に掲げられた光一さんの横顔シルエットのポスターが印象的でした。
受付を抜けて劇場に一歩中に入ると、ニューヨークの摩天楼が映し出された緞帳が目に入ります。
オシャレなブロードウェイの雰囲気を感じられるなかで、ドキドキしながら席に着きました。
定刻どおり幕が上がると、そこは「Show must go on」の世界。
ストーリーはよく知らないままの観劇だったのですが、気が付けばすっかり『Endless SHOCK』のストーリーに入っていました。
1階後方でも舞台が近く感じました|念のためオペラグラスのご準備を
初観劇のお席は1階席の後方ドセンターということもあって、舞台がとてもよく見渡せるナイスなお席でした。
お席の上は、2階席の張り出しがあったので、
と心配していましたが、逆でフライングをする光一さんのキリリッとした表情をとても近くで拝見することができました。
華麗で優雅なフライングをしっかり見ることができましたし、2階席に降り立つ直前まで見えましたよ。
一応オペラグラスを持参していましたが、必要ないほどキャストさんの表情もよく見えましたよ。
ちなみに、舞台鑑賞をする時に愛用しているのがこちら。
コンパクトで軽いので、バッグのなかでも場所を取らないのが気に入っています。
劇場でもオペラグラスのレンタルがありますが、自分のお気に入りのオペラグラスを持っておくとピントも合わせやすいので使いやすいと思いますよ。
忘れかけていた夢、希望、生きるということを思い出させてくれた舞台
テンポよく進むストーリ展開に、登場人物の細やかな心情描写。
ブロードウェイの舞台に夢をかけるコウイチ、ヒロキ、リカ、仲間たちの夢にあふれた姿はとても瑞々しくて眩しく見えました。
一方で、誰もが心に持つ夢や愛、優しさに対比するように、誰かが心に秘める嫉妬や妬み、後悔、葛藤が華やかなショーの裏側でぶつかり合う様子や心の細やかな動きが、観る者の心に刺さります。
そして、魅入ってしまう光一さんの美しいフライング、15分以上にも及ぶ殺陣、観ている方がハラハラする圧巻の階段落ち、迫力の太鼓。
1幕も2幕も息つく暇もないほどでしたが、最後のコウイチの時間がリミットを迎えるシーンは、日ごろ泣かないワタクシでもホロリと涙がこぼれてしまいました。
いつの間にか人生をどこか諦めて、夢を持つことや夢を追いかけることの空しさを感じて生きてきたアラフィフのワタクシ。
そんなワタシに、「まだ人生、チャレンジできる夢や希望、”生きる”ことができるのかもしれない」と思い出させてくれた舞台でした。
そして、前田美波里さん演じる、コウイチたちを静かに優しく見守るオーナーの姿は、舞台に愛と優しさを吹き込んでくれているような気がしました。
『Endless SHOCK』に欠かせないキャストさんですね。
美波里さんのオーナーを見ながら、「ホントは、こんな大人になりたかったのに…」って思ってしまいました。
実は、そんな美波里オーナーのセリフを聞いて涙が止まらなかったシーンがありました。
疲れた時は、休めばいい。
立ち止まったら、過去を振り返ってみるのもいい。(←だったような気がします。。)
そして、また一歩踏み出したら走り出せばいい。
そのセリフが「人生、立ち止まっても失敗じゃないのよ」に聞こえて、今までのようにココロを閉ざして頑張り続けなくてもいいんだと感じた瞬間、涙がポロポロ止まりませんでした。
また観たくなる!自由にストーリーを感じることができる深く、濃い、至高のミュージカル
もう、光一さん率いるカンパニーのレベルの高いこと! 素晴らしいこと!!
そして光一さんの美しいフライング、華やかなダンス、心に響く歌声、迫力の太鼓と、美しい音色の生オーケストラ。
こんな贅沢なミュージカルが日本で生まれ、19年経った今も主演が変わることなく、上演回数1700回に向かって走り続けているなんて、世界にも誇れる舞台ですよね。
もっともっと世界のミュージカルファンの方に観てもらいたいなぁ。
今も印象に残ったシーンを思い出しては、そう思える素敵な舞台でした。
『Endless SHOCK』は、1回観劇しただけじゃ足りない。
絶対に、また観たくなる。
来年の『Endless SHOCK』も、観に行けますように。。